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Echoes

息に光を灯して夜景をつくる

2019

Echoes

Concept

日々 考え方やものの見方が移ろっていく自分自身に、

不確かさや不安感、浮遊しているような感覚を覚えることが多くある。

私にとって、 自分の息によって形がうまれ、ふわふわと空間を漂うシャボン玉は

物質的にも、イメージとしても、自分の分身のように感じられる。



自己と他者の関わり合い、ものとものとの界面に関心がある。

自分の輪郭が不明瞭であっても、

他者と関わりあうことを通して、その関係性の中に、

確かに自分が存在するということを発見することができるからだ。

例えば、指でものにふれるとき、

ふれたものの形をしると同時に、私は自分の指先の形をしることができる。



本作品の鑑賞者はカーテンの内側へ入り、紙コップの中にシャボン玉を吹き入れる。

シャボン玉が電極に当たると電流が流れ、小さな装置たちが動きだしてシャボン玉を作り返す。


Echoesの装置は、人の能力を拡張するのではなく、また自律的に動くのでもなく、

人のふるまいに対して 同じふるまいを返す。

人と装置=道具が個々の輪郭を保ちながら、つながりを持つ状態をつくることを試みた。

Exhibiton

2019.03.21-24

KUMA EXHIBITION 2019(青山・スパイラル)


Echoes Echoes Echoes

Photo by Kieko Miura